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歯科矯正
最終更新日:2025年12月16日

下の歯だけ矯正できる?費用や治療方法、期間をまとめて紹介

下の歯矯正CR1
この記事でわかること
「下の歯のガタガタだけなら費用は安く済む?」
「笑った時に見える、下の歯並びがコンプレックス...」
このようにお悩みではありませんか?
下の歯だけの矯正(部分矯正)は、手軽に始められるイメージがありますが、実は「下の歯だけ」を治療するケースはあまり多くありません。
そこでこの記事では、
矯正経験者457人への独自調査をもとに、下の歯矯正の「費用・期間」から、知っておくべき注意点までを徹底解説します。
実際の症例写真や、経験者が語る「後悔しないためのポイント」も紹介しているので、失敗したくない方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

そもそも下の歯だけ部分矯正できる?

下の歯矯正CR2-1 (1)
結論からお伝えすると、下の歯だけを矯正することは可能です。
これは一般的に「部分矯正」と呼ばれる治療法で、前歯の軽度なガタガタや隙間などを整える際に適応されます。
部分矯正とは
歯列全体ではなく、前歯のデコボコ(叢生)、すきっ歯(すき間)、軽度の出っ歯など、気になる部分の歯並びだけを短期間・低費用で整える矯正方法。
ただ、「下の歯だけ治したい」と希望しても、実際にはお口の状態によって適応できないケースも少なくありません。
Oh my teethが矯正経験者457人に行ったアンケート調査によると、実際に「下の前歯だけ」で治療を完了した人は、5%という結果になりました。
結果詳細(矯正治療を行った範囲はどこですか?)toggle-arrow
矯正治療を行った範囲はどこですか?】
  • 部分矯正:44.9%
    • 1~2本のみ:12.3%
    • 上の前歯だけ(3本以上):14.7%
    • 下の前歯だけ(3本以上):5.0%
    • 上下の前歯(奥歯は動かしていない):12.9%
  • 全体矯正:55.1%
対象:過去に矯正治療を受けた方 457名
調査方法:オンラインアンケート調査
調査期間:2025年11月27日
このデータからもわかるように、「下の歯だけ」に限定すると、適応されるケースはごくわずかです。
ただし、治療範囲を「部分矯正(上下の前歯や、上の歯だけなど)」全体に広げてみると、矯正経験者の約44%が部分矯正を選択しています。
「下の歯だけ」という条件に固執しなければ、部分矯正自体は多くの人に選ばれている一般的な治療法です。
では、実際に部分矯正を行う場合、どのような方法や費用がかかるのでしょうか?
次の章で、独自調査に基づいたリアルな費用相場を紹介します。

下の歯の部分矯正にかかる費用

一般的に下の歯の部分矯正は、奥歯から整える全体矯正よりも費用を抑えられるのがメリットです。
全体矯正の相場が100万円近くかかることがあるのに対し、部分矯正であれば数十万円ほど安く済みます。
Oh my teethが矯正経験者457人に行った独自調査によると、実際に下の歯だけ(3本以上)を矯正した人の費用は、「40〜60万円」が最も多いという結果になりました。
▼ 下の歯(前歯3本以上)を矯正した人の費用分布
  • 40〜60万円:39.1%(最多)
  • 10〜20万円:21.7%
  • 20〜40万円:17.4%
全体矯正と比較すると、やはりリーズナブルに矯正ができています。
【注意】歯列矯正は安さだけで選ぶと危険?追加料金の落とし穴toggle-arrow
矯正料金には、主に「トータルフィー制(定額)」と「回数制(都度払い)」の2つがあります。 「回数制」は一見安く見えますが、治療が長引くと総額が跳ね上がるリスクがあるため注意が必要です。
  • 回数制(都度払い)
    • 仕組み: 通院のたびに調整料(3,000円〜1万円程度)を支払う。
    • 特徴 歯が動くスピードには個人差がある。「半年で終わる予定が1年かかった」という場合、通院回数が増えたぶんだけ費用が発生し、最終的に予算オーバーになる可能性がある。
  • トータルフィー制(定額)
    • 仕組み: 治療開始前に、矯正終了までの総額を提示する。
    • 特徴 基本的に追加料金が発生しない。治療期間が延びても、装置の作り直しが発生しても費用が変わらないため、費用面での心配が少ない。
「結局高くついた…」という失敗を防ぐなら、最初から総額が明確なトータルフィー制のクリニックを選ぶのが安心です。
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費用を抑えるならワイヤー矯正よりマウスピース矯正

一般的に、マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較して費用が安い傾向にあります。
マウスピース矯正の費用はブランドによっても異なり、主なマウスピース矯正ブランドの費用は以下の通りです。
マウスピース矯正ブランド
費用相場(税込)
20万~100万円
Basicプラン(部分矯正):33万円
Proプラン(全体矯正):66万円
Basicプラン:33万円
Mediumプラン:49.5万円
Proプラン:66万円
5回コース:19.8万円
10回コース:33万円
15回コース:46.2万円
SHORT:30.8万円
STANDARD:42.9万円
LONG:55.4万円
HYBRID:69.3円
ゼニュムクリア:32.5万円
ゼニュムクリア プラス:57.5万円
ゼニュムクリア プラス+:66万円
ブランドによっては、矯正費用の他に通院ごとの調整料がかかるケースもあります。
その点、Oh my teethなら通院不要で、調整料もかかりません。
提示された金額以外は原則かからないため、トータルコストを抑えて賢く矯正したい方に選ばれています。
初回の診断も無料なので、リスクなしで「下の歯だけ矯正できるか」がわかります。
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下の歯の部分矯正にかかる期間

下の歯を対象とした部分矯正は、歯を動かす範囲が少ないぶん、全体矯正よりも矯正期間が短くて済みます。
また、ワイヤー矯正とマウスピース矯正とでは、治療期間の差はあまりありません。
ただし、決められた頻度で通院しなかった場合や、医師の指示に従わなかった場合は治療期間が延びてしまうことがあるので注意が必要です。
なお参考として、Oh my teethの部分矯正で2023年10月〜2024年9月に治療を終えたユーザーの平均矯正期間は123日(約4ヶ月)でした。軽度であれば2ヶ月程度で終わる症例もあるので、まずは無料診断にお越しください。
次項では、実際に半年以内で下の歯の矯正を終えた症例を見てみましょう。

【症例写真】下の歯のガタガタが部分矯正で改善した例

次に紹介するのは、マウスピース矯正「Oh my teeth」の部分矯正(Basicプラン)で下の歯のガタガタが改善した症例です。
期間や総額費用なども記載しているので、参考にしてください。
「矯正したいけど、毎月通うのは大変そう...」
「費用が高くて踏み出せない...」
そんな理由で、理想の歯並びを諦めていませんか?
Oh my teethは、テクノロジーの力でこれまでの歯科矯正の常識を覆しました。
「自分の歯並びは治るのかな?」 「いくらくらいかかるんだろう?」
まずは、あなたの歯並びの状態を無料診断でチェックしてみましょう。
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下の歯だけを矯正する3つの方法

下の歯並びを整える方法は、大きく分けて3種類があります。
これらは「見た目の目立ちにくさ」や「費用」、「歯への負担」などの特徴が大きく異なります。ご自身の優先順位に合わせて選ぶことが大切です。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

①ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)

歯の表面(または裏側)にブラケットと呼ばれる装置とワイヤーを装着し、物理的な力で歯を動かす、最も歴史のある矯正方法です。
  • 表側矯正
    歯の表面に装置をつけるため、どうしても目立ちやすくなります。費用は抑えられますが、見た目を気にする方にはハードルが高い方法です。
  • 裏側矯正
    歯の裏側に装置をつけるため目立ちませんが、高度な技術が必要なため費用が高額になりがちです。また、舌に装置が当たるため、話しづらさや口内炎の原因になることがあります 。
【こんな人におすすめ】
  • 見た目は気にしないので、とにかく安く済ませたい(表側矯正)
  • 費用はかかってもいいので、絶対に装置を見せたくない(裏側矯正)
費用については「ワイヤー矯正の値段相場を解説」で詳しくご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

②マウスピース矯正

透明なプラスチック製のマウスピースを使用するため、「矯正中であることが目立たない」のがメリットです。
また、ワイヤー矯正とは異なり、食事や歯磨きの際に「自分で取り外しができる」ため、衛生的で虫歯のリスクも低減できます 。
さらに、ワイヤー矯正が強い力で持続的に歯を動かすのに対し、マウスピース矯正は段階的に力をかけるため、比較的痛みが少ないのも特長です。
【こんな人におすすめ】
  • 矯正中であることを周りに知られたくない
  • 費用を抑えて、手軽に歯並びを治したい
  • 食事や歯磨きはいつも通り快適に行いたい
Oh my teethのようなマウスピース矯正ブランドでは、通院頻度を減らすことでコストを抑えており、「目立たない矯正を、リーズナブルに始めたい」という方に選ばれています。
マウスピース矯正の値段相場」では、実際に治療を受けた方の平均費用を紹介しているのでぜひご覧ください。
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③セラミック矯正

ご自身の歯を削り、その上にセラミックの被せ物をして、見た目の並びや色を整える方法です。
厳密には「歯列矯正(歯を動かす治療)」ではなく「補綴(ほてつ)治療」に分類されます 。数週間〜数ヶ月という短期間で見た目を変えられる即効性はありますが、健康な歯を削ったり、場合によっては神経を抜いたりする必要があるため、歯の寿命を縮めるリスクがあります。
【こんな人におすすめ】
  • 芸能人のように、数週間で歯の形や色まで真っ白に変えたい
  • 健康な歯を削るリスクを理解した上で、どうしても時間をかけたくない
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下の歯だけを矯正するデメリット・注意点

下の歯だけの矯正を検討する際は、デメリットや注意点を必ず理解しておきましょう。無理に下の歯だけを動かすことで、かえって全体のバランスを崩してしまったり、そもそも歯並びの状態によっては適応外となったりするケースもあります。
治療を始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、まずは以下の3つのデメリットと注意点をしっかりと理解しておきましょう。

①噛み合わせが悪化する可能性がある

下の歯だけを矯正すると、治療前には問題がなかった上の歯との噛み合わせにズレが生じ、全体のバランスが悪化する可能性があります。
きれいな歯並びは、上下の歯が正しく噛み合ってこそ機能します。下の歯だけを動かした結果、噛み合わせが悪くなると、食べ物がうまく噛めなくなる、顎関節を痛めやすくなるなど、別の問題につながることもあります。
↓噛み合わせ悪化のリスクを避けたい方へ
下の歯だけの治療だと、噛み合わせが悪化し、綺麗な上の歯もガタガタに見えてしまう可能性があります。
リスクを避けたい方には下の歯を含めた部分矯正がおすすめ。
下の歯だけの矯正が良いのか、部分矯正が良いのか気になる方は、ぜひ一度、Oh my teethの無料診断に行ってみてくださいね。
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②適応できる症例が限られる

下の歯だけの矯正(部分矯正)は、適応できる症例が限られます。前述の噛み合わせ悪化のリスクがあるため、一般的な矯正治療では、見た目だけでなく上下の噛み合わせも考慮して治療計画を立てる必要があります。
そのため、「下の歯だけ」といった片顎のみの矯正に対応するクリニックは多くありません。特に以下のようなケースは、下の歯だけの部分矯正では対応が難しいとされています。
  • 骨格に問題がある(例:受け口、開咬など)
  • 歯のガタガタ(叢生)やねじれ(捻転)が重度
  • 歯を並べるスペースが大幅に不足している(3mm以上など)
  • 抜歯が必要な症例
これらの症例では、奥歯を含めた全体矯正が必要となる可能性が高いです。
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③歯の表面を削る(IPR)ことがある

下の歯をきれいに並べるためのスペースが不足している場合、歯の側面をわずかに削る処置(IPR)が必要になることがあります。
IPRは、歯の健康に影響のない範囲(エナメル質の範囲内)で行われますが、「健康な歯を削ることに抵抗がある」という方にとってはデメリットと感じられるかもしれません。
【Tips】IPR(歯の研磨)って歯を削るけど本当に大丈夫?toggle-arrow
IPR(歯冠隣接面削合)は、歯を並べるスペースを作るために歯の側面をわずかに研磨する処置です 。
「歯を削る」と聞くと不安に思われるかもしれませんが、もちろん処置は歯の健康を考慮して行われます。歯の表面(エナメル質)は、体の中で最も硬い組織で、厚さが約1〜1.5mmあります。
IPRで研磨するのは、エナメル質の範囲内のみ、片側で最大0.25mm程度です。これは髪の毛2〜3本分ほどの極めてわずかな量です。エナメル質には神経が通っていないため、処置によって痛みを感じることはほとんどありません。適切に研磨・研磨後のケアを行えば、虫歯や歯周病のリスクが高まることはないとされています。

下の歯だけを矯正する3つのメリット

下の歯のガタガタなど、気になる部分だけを矯正することには、費用や期間の面で大きなメリットがあります。全体矯正と比較した場合の、主な3つのメリットを見ていきましょう。
メリット1:全体矯正より費用を抑えられるtoggle-arrow
下の歯だけの矯正(部分矯正)は、歯を動かす範囲が限定されるため、全体矯正よりも費用を抑えられるのが最大のメリットです。
Oh my teethが行った調査では、全体矯正の平均費用は80万円前後ということがわかりました。
一方、下の歯だけなど前歯周辺に限定した部分矯正の場合、平均費用は約50万円前後まで下がります。
「前歯のガタガタだけ気になる」といった場合、全体矯正の半分以下の費用で治療を受けられる可能性があるのは、大きな魅力と言えるでしょう。詳しくは「部分矯正の値段」の記事をご覧ください。
メリット2:治療期間が短いtoggle-arrow
治療期間が短い点も、下の歯だけの矯正の大きなメリットです。
全体矯正では、奥歯を含めた歯全体の噛み合わせを調整するため、一般的に約1年半~3年程度の治療期間が必要です。
しかし、下の歯の前歯だけを対象とする部分矯正では、動かす歯の移動距離が比較的短く、時間がかかる奥歯の移動を伴わないため、数ヶ月で治療が完了するケースも少なくありません。
結婚式や就職活動など、特定のイベントに向けて「短期間で見た目を改善したい」というニーズにも応えやすい方法です。
メリット3:痛みや違和感の負担が少ないtoggle-arrow
矯正治療に伴う痛みや違和感の負担が比較的少ないこともメリットとして挙げられます。全体矯正では多くの歯を同時に動かすため、装置の調整時やマウスピースの交換時に痛みを感じやすいことがあります。
一方、下の歯だけの部分矯正では、動かす歯の本数が少ないため、痛みを感じる範囲も限定的です。また、奥歯の噛み合わせを大きく変えないため、食事の際の違和感なども比較的少ない傾向があります。

下の歯の部分矯正で後悔しない3つのポイント

下の歯矯正CR5
せっかく下の歯の部分矯正をするのであれば、満足のいく結果が欲しいですよね。そこで、満足のいく下の歯の部分矯正を行うためのポイントを3つ紹介します。

①治療のゴールを明確にする

「こんなはずではなかった」と後悔しないために、まずは「自分がどこまで治したいのか」という治療のゴールを具体的にしましょう。矯正相談の前に、ご自身の希望を整理しておくことをおすすめします。
【治療のゴールの例】
  • 範囲のゴール: 「下の前歯のガタガタだけを治したい」「笑った時に見える下の前歯6本のラインを整えたい」
  • 機能のゴール: 「下の歯の見た目も気になるが、奥歯の噛み合わせもこの際しっかり治したい」
  • 期限のゴール: 「結婚式(〇月)までに、できる範囲で下の歯の見た目を改善したい」
もし治療の途中で「やっぱり上の歯も気になる」「奥歯の噛み合わせも治したい」となると、部分矯正から全体矯正へ治療計画を変更しなければなりません。矯正方法によっては途中で変更できない場合もあり、できたとしても、結果的に追加の費用や治療期間がかかってしまいます。
矯正相談の段階で「見た目の改善だけで満足か」「噛み合わせまで治したいのか」を歯科医師としっかりすり合わせることが、満足のいく治療への第一歩です。

②デメリットを理解する

下の歯だけの矯正には限界があります。メリットだけでなく、以下のようなデメリットやリスクも具体的に理解しておくことが後悔を避ける鍵です。
下の歯だけでなく、口の中全体の状況や健康を考慮して、自分に適した治療法を選択してください。
部分矯正のデメリット
  • 適応症例が限られている
  • 噛み合わせの改善は見込めない
  • 歯を削ることがある
  • Eラインの大きな変化は見込めない(顔の印象の変化は少ない)

③複数のクリニックに矯正相談に行く

満足度の高い矯正を受けるには、複数のクリニックで矯正相談を受けることがとても重要です。
実際に矯正治療を経験した方々からも、「情報収集が不足していた」という声が多く聞かれました。
矯正経験者に聞いた「治療を始める前に知っておけばよかったこと、気をつけるべきこと」
「治療にかかる総額の見積もりや確認を事前にしつこいくらい、歯科医に嫌な顔をされても絶対やっておいた方がいい」(40代男性、マウスピース矯正経験者)
「複数のクリニックから見積りをもらって比較すればよかった」(30代男性、ワイヤー矯正経験者)
「やはり費用面をしっかり確認することと、もっと何件も比較するべきだった」(30代男性、マウスピース矯正経験者)
「情報収集が足らなかったのでもっとやっておくべきだった」(40代男性、ワイヤー矯正経験者)
調査概要toggle-arrow
  • 対象:直近5年以内に治療を終えた矯正経験者 250名
  • 調査方法:オンラインアンケート調査
  • 調査期間:2025年2月28日〜3月1日
  • 設問:矯正治療を始める前に知っておけばよかったこと、気をつけるべきことがあれば教えてください。(自由回答)
クリニックによって矯正方法の実績や方針(例:抜歯か非抜歯か、マウスピース矯正かワイヤー矯正か)、そして治療にかかる費用総額や追加料金の有無が大きく異なります。
そのため、最低でも2〜3箇所のクリニックで相談を受け、それぞれの治療方針、見積もり、そして医師やスタッフとの相性を比較検討することが、後悔しないための最も確実なステップといえるでしょう。

下の歯だけの矯正に関するよくある質問(FAQ)

下の歯だけの矯正を検討する際によくある疑問についてお答えします。

Q. 下の前歯、何本から矯正できますか?

「何本から」という明確な決まりはありません。一般的に下の歯の部分矯正は、犬歯から犬歯までの前歯6本程度を対象とすることが多いです。

Q. 上の歯との噛み合わせは本当に大丈夫ですか?

噛み合わせに悪影響が出ない症例のみ、下の歯だけの矯正が可能です。ただ、実際には下の歯を動かすと、噛み合わせはほぼ確実に変化します。そのため、上下の歯並びのバランスを最優先に治療計画が立てることが大切です。

Q. 痛いですか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、全体矯正よりも負担は少ない傾向にあります。また、マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて一度に歯を動かす距離が短く、痛みが少ないとされています。

下の歯だけの部分矯正ができるか検査してもらおう

下の歯だけの部分矯正は、費用や期間を抑えられる魅力的な選択肢です。
しかし、無理に片側だけを矯正することで噛み合わせが悪化したり、そもそも歯並びの状態によっては適応外となったりするケースも少なくありません。
「自分の歯並びは、部分矯正で治るのか? それとも全体矯正が必要なのか?」
この答えを自己判断するのは難しいため、まずは歯科医師による診断を受けることが大切です。

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